6月の予定

水無月 6月に入り、そろそろ梅雨の季節になりそうです。 
コロナワクチン接種が始まっていますが、
変わらずマスク着用での生活が続きます。

さて、今月の予定
 
6月16日(水)午前10時 観音講 写経会
 ※参加希望の方は お電話で申し込みお願いいたします。

6月20日(日)午前6時 坐禅会 (坐禅とお参りのみ)
  ※参加希望の方は お電話で申し込みお願いいたします。
 
うちの寺では、長年、毎月一回のペースで、坐禅会(ざぜんかい)、写経会(しゃきょうえ)を開催していますが、昨年は、コロナ感染防止のため9月まで例会を中止。
昨年10月に、感染防止対策で、三蜜を避け、手指消毒、マスク着用で坐禅会(ざぜんかい)と写経会(しゃきょうえ)を再開。坐禅会は、参加者と共に、早朝6時から二回坐る。
 
坐る時に、調身(ちょうしんー身を調え)、調息(ちょうそくー息を調え)、調心(ちょうしんー心を調える)ことを基本とするが、マスク着用で息を調えるのが中々難しい。
 
坐りはじめる時、深呼吸・欠気一息(かんきいちそく)と云って、お腹の中の空気を吐き、次に鼻から吸って、ゆるやかに鼻から吐くを繰り返す。これをマスク着用で行うと、開放感の無い空気を吸ったり、吐いたりと、頭の中は「コロナが無ければ!」の邪念で一杯となる。アニメ鬼滅の刃のような「全集中の呼吸」には至らない。
 
それでも、毎月、坐禅の参加者は、その時を大切に行じてくれる。写経会は、元々、写経した文字は、仏様の言葉として、自分の息を吹きかけてはならないため口と鼻を覆う覆面瓠という紙製マスクを使う作法もあり、これに則り問題なくマスク着用で行っている。しかし、参加者が増え密集が課題となっている。
 
いずれも、これから暑い夏が来れば、マスクの悩みは、夏季の気温の高さで蒸れたり、息苦しさが増したり、熱中症対策も必要だ。マスク生活二回目の夏、全集中の呼吸で乗り切りましょう!